平成20年度

第1回

ワールドカップでロボットは人間に勝てるか

松原 仁

公立はこだて未来大学 情報アーキテクチャ学科 教授

28/6/2008

講演動画

本公演の映像公開はございません。

講演概要

ロボカップは人工知能およびロボティクスの21世紀における標準問題としてサッカーを選び、2050年までに人間のワールドカップ優勝チームに勝つ人間型ロボットチームを開発することを目標とした日本発の国際的なプロジェクトである。毎年国内大会と国際大会が実施されている。97年に最初の国際大会が開催されたときにはほとんどのロボットが動かないという悲惨な状況であったが、10年以上が経過して予想以上のスピードで進歩している。また、災害救助への応用を目指したロボカップレスキューや子供への教育を目指したロボカップジュニアの活動も広がっている。話者は提唱者の一人としてロボカップに立ち上げから関わってきたので、これまでどこまで進歩してきたか、またこれからどのような進歩が期待されるかについて解説した。

概要・略歴

資料

知と美のハーモニーページ

NII webページ

https://www.nii.ac.jp/event/karuizawa/2008/