平成20年度

第3回

コンピュータが挑む演奏表現の世界

片寄 晴弘

関西学院大学 ヒューマンメディア研究センター センター長

18/10/2008

講演動画

本公演の映像公開はございません。

講演概要

現在の音楽制作において計算機は不可欠なツールとなっているが、研究領域では、人間の音楽能力の計算機上での実現に向けての取り組みがなされてきた。その一つとして演奏生成があげられる。演奏表現に限らず、芸術や感性を解する機械の実現は人工知能の将来にわたっての夢であり、2002年度より「機械による2050年ショパンコンクール優勝」をランドマークにかかげた表情付けコンテスト Renconが実施されてきた。本年度は、ICMPC(音楽知覚認知国際会議 8/25〜29)会期中に、その場で、与えられた新曲の表情付け行うという計算機にとってかなり厳しい課題設定でのコンテストが実施される。 本懇話会では、この模様を中心に計算機による表情付けの最新状況について紹介した。

概要・略歴

資料

知と美のハーモニーページ

NII webページ

https://www.nii.ac.jp/event/karuizawa/2008/