平成29年度

第1回

やれる理由こそが着想を生む『はやぶさ式思考法』

川口 淳一郎

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)シニアフェロー/宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 教授

22/7/2017

講演動画

本公演の映像公開はございません。

講演概要

はやぶさは、前人未踏、他のどの国も誰も考えていなかった独創を実現させることができました。自信さえもてれば、私たちには、海外に模範や手本が存在する必要はなかったのです。自分たちを信ずればよい。やれる理由を見つけて挑戦しない限り成果は得られないのです。 日本人は、しっかりと、きちんとしなくては、という意識が強すぎて、どうしても新しいことへ挑戦することに躊躇してしまいがちです。やらなくてよいのではないか。そうではありません。前例があることだけを追っていては、けっして新しい成果を得ることはできません。どうしたら、できるのか、やれるのか。それに積極的に答えを見つけていくことが前進につながるのです。 「やれる理由をみつけて挑戦しないかぎり成果は得られない。」この意識をもつことが、日本の将来を握っています。

概要・略歴

資料

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NII webページ

https://www.nii.ac.jp/event/karuizawa/2017/