平成15年度
第3回
本公演の映像公開はございません。
自然界の植物より色素を汲み出す植物染を専らとする立場から、『源氏物語』を読むと、王朝人の色彩感が、眼に浮かぶようになってきます。「若紫」「玉鬘」などいくつかの帖をみて、そこにあらわされた麗しい季の彩りを、実際に再現した衣裳などを見ながらお話しいただきました。