平成17年度

第1回

『静』と『動』の解析 --文化遺産の3次元デジタルアーカイブ--

池内 克史

東京大学生産技術研究所 教授

14/5/2005

講演動画

本公演の映像公開はございません。

講演概要

文化遺産のデジタルアーカイブは、保存、教育、振興といった面で有用な技術分野である。本講演では、我々のグループで行っている有形・無形文化財のデジタル化技術について概説いただきました。まず、「大仏」や「能面」といった有形文化財の形状をどのようにモデル化するか、色や艶といった見えをどのように再現するか、得られた文化財のデジタルモデルをどのように違和感なく背景にうめこむかなどの「静」的解析についてお話しいただき、次に「日本舞踊」などの無形文化財などの動きを観察し、それのCGやロボットによる再現といった「動」的解析についてもご説明いただきました。最後にこれらの要素技術を利用して生成された「World Buddha Library」などのデジタルコンテンツもご紹介いただきました。

概要・略歴

https://www.nii.ac.jp/userdata/karuizawa/H17/karuizawa2005_1.pdf

資料

https://www.nii.ac.jp/userdata/karuizawa/H17/st_karuizawa2005_1.pdf

知と美のハーモニーページ

https://www.nii.ac.jp/about/publication/harmony/#harmony4

NII webページ

https://www.nii.ac.jp/event/karuizawa/2005/