平成18年度

第4回

外交現場から見た世界と日本

斉藤 邦彦

元駐米国大使

29/7/2006

講演動画

本公演の映像公開はございません。

講演概要

冷戦が終了して、第三次世界大戦勃発の惧れはなくなった。しかし、現在の世界は、平和で豊かな社会の実現という方向に進んでいるとは言い難い。むしろ、地域紛争やテロの激化、環境問題をはじめとする地球的規模問題の深刻化など、問題山積の状況にある。 このような世界の中にあって、日本は非常に大きな存在である。日本は、政府開発援助(ODA)、投資、技術移転などによって、開発途上国の発展に大きく貢献してきている。平和の維持のための貢献も近年徐々に増大している。 日本と近隣諸国との関係は、最近必ずしもうまく行っていない。日米関係は基本的に良好であるが、米軍再編問題、BSE問題等の火種がある。日露関係は停滞している。北朝鮮は日本にとって最大の脅威である。中国との関係は、日本外交の最大の中長期的課題である。これらについて、それぞれの関係を詳述していただきました。

概要・略歴

資料

知と美のハーモニーページ

https://www.nii.ac.jp/about/publication/harmony/#harmony5

NII webページ

https://www.nii.ac.jp/event/karuizawa/2006/