平成20年度

第3回

ヴァイオリンコンサート 「ナショナリズムと音楽」

大津 純子(ヴァイオリニスト)、岡田 知子(ピアニスト)

18/10/2008

講演動画

本公演の映像公開はございません。

講演概要

血は争えない・・・と言いますけれど、小さいころから耳にしている民話や民謡、踊りなどに ごく自然に反応している自分を発見することはありませんか? 19世紀のヨーロッパに始まった民族意識の高まりは政治的な独立・解放運動として世界中に広まっていきました。クラシック音楽の世界にもその動きは反映し、それまでのドイツ主流の音楽から離れ、自国に伝わる伝説や民謡などを積極的に取り入れた、<国民主義音楽>の流れが生まれました。今回は、国民主義音楽の推進者となった作曲家たちの作品をご紹介します。 プログラム: エドヴァルト H.グリーグ(1843〜1907) 「ヴァイオリン・ソナタ第1番 へ長調 作品8」 ニコライ A.リムスキー=コルサコフ(1844〜1908) 「2つのロシアのテーマによる幻想曲 作品33」 ラルフ・ヴォーン=ウィリアムズ(1872〜1958) 「"グリーン・スリーブス"による幻想曲」 ほか

概要・略歴

資料

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NII webページ

https://www.nii.ac.jp/event/karuizawa/2008/