平成23年度
第2回
本公演の映像公開はございません。
私は、脳の覚醒下手術およびfMRI, tractography, NIRS等、画像によって可視化できる、新しい検査法を臨床で施行することにより、脳機能に法則性があることを実感するようになった。それらの知識に基づき、脳には、①受動脳・能動脳、②動物脳・人間脳、③左脳・右脳、④次元、⑤アイデンティティーとバランス、⑥統合と拡散、という6つの発達段階があることを信憑性の高い仮説として考えた。 本講演では、それらの脳の解析法、その解析法の様々な分野への応用、そして人が幸せな人生を送るための脳機能の改善方法、特に自我をどのようにして強くするか、などを具体的に述べたい。